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鋼板ほうろうの断面(SEM)写真を下にしめす。鋼板の上にガラス層があり、下釉層と上釉層の二層で構成されるのが基本構造である。下釉は金属との密着を目的としたガラスで、金属との膨張係数のマッチングと密着のための界面層をつくりだすための
CoやNiを含むガラスである。 上釉は化学的性質や装飾性などを目的機能としたガラスでつくられる。また、ほうろうをつくるときは、あらかじめこれらのガラスを溶融してつくり、粉末にしている。このガラス粉をフリットとよび、このフリットを金属表面に塗布したのち、加熱再溶融してつくるため、小さな泡が存在するのが特徴である。さらに、金属とガラス層の界面に着目すると金属表面に凹凸が観察できる。これがガラス層が強固に密着できる理由である。
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