事業内容
当工業会はほうろう製品の生産技術、品質、性能の維持向上とその製品の流通及び 消費に関して健全な発展を目指す事業を行い、更にほうろう産業の高度化と国民生活 の文化的向上に寄与するための施策を進めています。具体的な実施事業を次のように 進めます。
実施事業(1)安全対策事業として、ほうろう器物(なべ、やかん、容器等)の品 質及び安全性について、当工業会が中心となって安全対策や品質表示に関する施策を 行います。 具体的には、安全マーク並びにIH認定マーク制度の普及と推進を行います。
実施事業(2)ほうろう産業の高度化、経営革新事業として、定期的な技術講演会 の開催、環境問題への対策と活動、ほうろうの規格策定に関する活動、国際規格を含 むほうろうの規格策定に関する活動、ほうろう加工に関する技能検定試験の実施、並 びに技術開発への対応を実施します。また、これらの情報を広く一般にも公開してい くと共に、コンプライアンスにも配慮して活動していきます。
なお、ほうろうに関するご質問、問い合わせ等はお問い合わせを利用してご連絡下さい。
以上、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
日本琺瑯工業会のあゆみ
1976年6月 | 日本琺瑯工業連合会を基盤にして社団法人日本琺瑯工業会が発足。
本部(東京都墨田区吾妻橋)
|
---|---|
1984年4月 | ほうろう器物安全マーク制度の改正を新安全品質基準で実施。 |
1985年2月 | 「ほうろう鉄器製造業の経営戦略化ビジョン」策定し発表 |
1985年7月 |
「ほうろう鉄器製造業実態調査報告書」によりほうろうの環境保全対策を示す。 |
1989年4月 | ホーローフェアー焼成実演開催(東京、大阪等3か所) |
1998年10月 | JIS S 3012「家庭用ほうろう器物」品質規格を改正。 |
2002年11月 | 安全マーク制度の改正を実施。ほうろう器物IH認定マーク制度開始。
(IH調理器用品質基準制定 |
2004年7月 | ほう素ふっ素排水規制強化、暫定排水基準適用業種の認定を受ける。
(以後、3年毎の認定更新)
|
2012年4月 | 公益法人改革により一般社団法人日本琺瑯工業会に移行登記。 |
2014年7月 | 本部事務所を墨田区から荒川区へ移転。 |
2015年6月 | IEI(国際ほうろう協会)に加盟。 |
2015年12月 | JIS R 4301「ほうろう製品の品質試験方法」規格を改正。 |
2016年11月 | 日本琺瑯工業会認定のほうろう加工技能検定試験を開始。 |
2021年9月20日
事務局(修正)